診断コンテンツの制作費用はどれくらいかかる?相場や流れを徹底解説
診断コンテンツは、診断を通じて自社商品やサービスの訴求、ファンの育成ができるコンテンツとして、Webマーケティング業界で注目を集めています。しかし、実際に作成するとなると、制作にかかる費用が気になるという方も多いのではないでしょうか?この記事では診断コンテンツの制作の流れや、費用相場、加えて診断コンテンツによって得られるメリットなどについて、診断コンテンツの制作実績が豊富な株式会社ファン・マーケティングが解説していきます。
そもそも診断コンテンツとは?
診断コンテンツとは、ユーザーが質問に答え、その回答に応じて診断結果が表示されるユーザー参加型のコンテンツサービスのことです。近年では、適性診断や心理テスト、MBTIといった性格診断などさまざまな種類の診断があり、「自分だったらどれに当てはまるのだろう?」と、ユーザーの興味を引く、人気の高いコンテンツとなっています。
診断コンテンツの制作費用はどれくらい?
診断コンテンツの制作費用は結果数や設問数、デザインへのこだわりなどによって変わってきますが、平均で100万〜150万円ほどです。また診断コンテンツの制作にはスクラッチ型とサブスク型があります。ここからは、制作費用のポイント、2つの型の特徴についてそれぞれ見ていきましょう。
制作費用に影響するポイント
まずは診断コンテンツの制作費用に影響する具体的なポイントについてご紹介します。
・診断結果数
テキスト制作やロジックの複雑さに影響するため、診断結果数が多ければ多いほど費用が高くなります。
・設問数
診断結果数と同様、多いほど費用が高くなります。
・デザインのオリジナリティ
独自にオリジナルのキャラクターや、手の込んだデザインをする場合は、別途費用が高くなる場合があります。
・ロジックや機能要件の複雑さ
ロジックの複雑さや機能要件の内容に応じて、コーディングの工数も変わるため、ロジックが複雑だったり機能要件が多かったりすると費用も高くなります。
・専門家への依頼の有無
専門家監修は診断の信頼性を高める効果があります。専門家監修をする場合は、キャスティング費用や監修費がかかります。
【費用に影響】サービスの特徴についての比較
続いて診断コンテンツ制作のサービスの特徴について、2つの型に分けてご紹介します。
サブスク型
サブスク型とは、サブスクリプション型の略で、既存の診断コンテンツパッケージを、一定期間、一定の額で利用できるタイプです。初期費用が安く、運用期間が短い場合は低コストで済むことが特長です。既にある型から選ぶため、開発から導入までが早いこともメリットとして挙げられます。
ただし、長期間利用する場合は、総費用がかさむため、注意が必要です。また既存の型から選ぶ方式の場合、オリジナリティの高い診断コンテンツの制作が難しくなる可能性もあります。
スクラッチ型
スクラッチ型とは、パッケージを利用せずに、1からオリジナルのコンテンツを制作していくタイプです。既存の型を用いるといった手法ではなく、1から作っていくため、独自性の高い診断コンテンツ制作が可能です。原則初期費用のみで制作可能で、中長期的な施策の場合スクラッチ型のほうを抑えることができます。株式会社ファン・マーケティングでは、このスクラッチ型で診断コンテンツを制作しています。
制作費用の比較表
以下では診断コンテンツを制作する費用や、期間ごとのコストについて表にまとめています。
制作会社 | 型 | 初期費用 | 総費用(初年度)(2年間) |
---|---|---|---|
A社 | スクラッチ型 | ー | 150万円~(専門家監修付き) |
B社 | サブスク型 | 20万円 (月額8万円) | 116万円 212万円 |
ファン・マーケティング | スクラッチ型 | なし | 144万円~(初回限定) |
※当社調べ
サービスの型や利用する期間によって総費用も変わってくるため、ぜひ参考にしてみてください。
診断コンテンツの制作の流れ
制作費用の相場を見たところで、診断コンテンツはどのような流れで制作されるのかご存じでしょうか?制作を代行する企業によっても多少異なりますが、ここでは株式会社ファン・マーケティングでの制作の流れを5段階に分けて解説していきます。段階は以下の通りです。
- 企画設計
- 質問文や結果ページのテキスト作成
- ロジックを検討して診断形式を決める
- 要望に応じたデザイン
- 目標達成に合わせてプログラム
企画設計
まずはヒアリングを行い、ターゲットや課題、目標などを明確にします。その際、制作に関する要望を聞いたり、見積もりを出していったりするのが基本的な進め方です。次に、ヒアリングの内容をもとに、診断コンテンツの企画を検討します。診断コンテンツの企画実績が豊富なプランナーが、ご要望に応じて完全オリジナルでご提案するのが弊社の特長です。複数回のお打ち合わせを重ねていきながら、企画を完成させていきます。
質問文や結果ページのテキスト作成
企画の内容が固まったら、具体的な質問文や、診断結果ページのテキストを作成していきます。内容によって、専門家に監修を依頼するオプションも追加できます。ファン・マーケティングでは結果ページをそのままランディングページ(LP)にして購入や問い合わせを促進することも可能です。
ロジックを検討して診断形式を決める
診断コンテンツにはいくつかの形式があります。たとえば以下のような形式です。
- 回答によって質問内容が変わるフローチャート形式
- 1つの画面に複数の問題が出て、「当てはまる/当てはまらない」「Yes/No」などを選択していくチェックシート形式
- 回答によって得点が付き、その合計点によって診断結果が提示される得点形式
ほかにも、一問一画面形式やステップ形式などさまざまな種類のロジックがあります。
株式会社ファン・マーケティングでは目的やサービス内容を踏まえて、どの形式を用いるとよいかご提案させていただきます。また専門家監修のオプションを利用すれば、結果ページに記載する内容やロジックの信頼性を高めることができます。
要望に応じてデザイン制作
内容が確定したら、デザイン制作に入ります。ユーザーに診断コンテンツを使ってもらうためには、思わずやりたくなってしまうような目を引くデザインにすることが求められます。結果をSNSに投稿できるようにした診断コンテンツでは、SNS映えを意識した結果画面にすることも重要です。
デザインは制作会社によっても異なりますが、既に利用されているテンプレートから選ぶ場合(サブスク型)と、オリジナルで作る場合があります。弊社のように1からオリジナルで(スクラッチ型で)作る場合は、より独自性の高い唯一無二の診断コンテンツを作成することができます。たとえば弊社では、企業ブランドに寄せたデザインにしたり、ユニークなイラストを加えたデザインにしたり、さまざまな要望に合わせたデザインが可能です。そうすることで、企業のイメージが印象付きやすく、ユーザーの記憶にも残りやすいというメリットがあります。
目標達成に合わせてプログラム設計
最後にテキスト・ロジック・デザインに基づいて、プログラムを設計していきます。コーディングはJavaScriptやPHPなど、要望に合わせて制作します。またSNSでの拡散を意識してSNSシェア機能を入れ込むこともできます。こうしたプログラム設計の工夫はCV数獲得や企業認知度を上げるために重要な要素のため、目的に合わせてご提案させていただきます。
診断コンテンツのメリット・効果
診断コンテンツの制作にはさまざまなメリットがあります。ここでは診断コンテンツ制作のメリットについて解説していきます。
ユーザーが能動的に参加できる
診断コンテンツは、企業から一方的に情報発信をするのではなく、ユーザー参加型であることが大きな特徴です。ユーザーが「質問に答える」という能動的な行動をすることで、内容へのエンゲージメントを高めることができます。
問い合わせや商品購入につなげやすい
診断結果で自社商品を紹介することで、問い合わせや商品購入を促進できるのもメリットです。回答に合わせて商品やサービスをおすすめすることで、ユーザーのニーズに合った商品を提案できる可能性が高くなります。
結果ページの熟読度が高い
診断コンテンツは、結果ページの熟読度が高い傾向であるのもメリットです。ユーザーは診断結果を通じて自分を理解したいという欲求があり、診断をしているときは興味関心の熱量が高い状態にあります。それに比例して、結果ページに記載されている自社商品の内容やサービス内容についても、比較的読まれやすいといえるでしょう。
企業の認知度向上につなげられる
診断コンテンツは、X(旧:Twitter)といったSNS上で、診断結果を投稿、共有することもできます。これによってその投稿を見た人が面白そうと思ってもらい、診断コンテンツの利用者拡大につながり、企業認知度が上昇するのもメリットです。ハッシュタグを使った投稿を促すことで、トレンド入りを果たすケースもあります。
診断コンテンツを株式会社ファン・マーケティングに依頼するメリット
昨今、簡単に診断コンテンツを作れるツールもあります。とはいえ診断コンテンツを制作会社に依頼するメリットは多くあり、弊社でも多数の企業様からのご依頼実績があります。以下では特に、株式会社ファン・マーケティングに制作を依頼することのメリットについて解説していきます。
専門家監修により質の高いコンテンツが作れる
弊社は専門家のキャスティングも承っております。専門家への連絡や交渉など全て弊社が代行しますので、手間なく専門家に監修してもらうことができます。専門家に監修してもらうことで、診断のロジックや診断ページなどをより質の高いものにすることができます。たとえば、保険関係や教育関係、医療関係、美容関係に関する診断内容は、専門家の方に監修してもらうことで、情報の信頼性が高いコンテンツを提供できます。信頼性のあるコンテンツは、ユーザーの満足度を高め、よりサービス・商品購入を促進できるのです。
イラストやデザインでオリジナリティの高いコンテンツが作れる
弊社はスクラッチ型で1から診断コンテンツを制作するので、ご要望や目的に応じて、オリジナリティの高い診断コンテンツを作成することができます。特にデザインはコンテンツにおいて重要な要素です。たとえば、SNSを閲覧しているときに、目を引く色合いの投稿やユニークなキャラクターがいるデザインのほうが、シンプルなテキストのみのコンテンツより興味を引くものです。デザインにこだわったオリジナリティの高い診断コンテンツを作りたいという方は、株式会社ファン・マーケティングにお気軽にお問い合わせください。
制作後も改善やサポートが受けられる
弊社では、定量・定性まで徹底した分析を行い、総合的な改善案を提案し、目標達成のサポートをいたします。診断コンテンツを制作して終わりではなく、狙った成果を出すために並走させていただき、必要であればほかの施策も掛け合わせてご提案をさせていただきます。
※分析改善は、初回は無料ですが、2回目以降はオプションプランとなります。
診断コンテンツの制作事例を紹介
以下では、ファン・マーケティングにおける診断コンテンツの制作事例について、ご紹介します。
「クリエイティブ力診断」アドビ株式会社様
診断コンテンツを通じて、ユーザーのクリエイティブのタイプを診断するコンテンツを制作!
「フォントのわたし診断」アドビ株式会社様
ユーザーの性格に合ったフォントを診断!
診断コンテンツなら株式会社ファン・マーケティングへ!
診断コンテンツ制作依頼なら株式会社ファン・マーケティングにお任せください!弊社では企画から制作まで、一気通貫でサポートをさせていただきます。ヒアリングや市場分析を通して、徹底的にインサイトを分析し、CV数獲得に直結する確かなご提案をさせていただきます。
また、株式会社ファン・マーケティングはLP制作やSNS運営といったWebマーケティング全般に対応しているため、それらのノウハウを組み合わせることで、認知拡大やCV獲得など、目的を達成できる施策を総合的にご提案できます。たとえば、診断結果ページをLPにしてCV獲得を促進したり、結果ページをメールで送付する仕組みにしてリード獲得をしたりと、貴社の目的に応じて必要な施策を完全オーダーメイドでご提案します。
さらに株式会社ファン・マーケティングは企画・デザイン・ライティング・コーディングまで自社で行なうため、柔軟で、スピーディーな対応が可能です。皆様のご要望にきめ細かくお応えしてまいりますので、どうぞ初めてでもご安心ください。「診断コンテンツ制作を検討している」「会社の認知度を効果的に上げたい」など、お気軽にご相談ください。