LLMOとブランディングが切り離せない理由
こんにちは!ファン・マーケティングでコンサルタントをしている西窪です。LLMOというと、最近では内部施策と外部施策の2軸のアプローチが一般的になってきた印象を受けます。弊社でも実際に内部・外部それぞれの支援サービスがありますが、前提としてブランディングが大切という話をします。
LLMOは自己紹介と他社紹介の二軸戦略
ご存じの方もいるかと思いますが、LLMOはサイト内で対策をするだけでは限界がありますし、だからといって外部施策だけを回せばいいというわけでもありません。
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内部施策の主な役割は、コンテンツを制作して自社情報のハルシネーションを防ぎ、信頼の土台を形成することです。
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各種LLMに「●●(自社)の強みはなんですか?」「●●(自社)の特徴は何ですか?」といった質問を投げかけてみると、大枠は捉えられていても、詳細情報を把握できていないケースは多くあります。そのようなハルシネーション、認識不足が生じているトピックで優先度の高いものからコンテンツを新規作成したり、改修したりして、適切な情報を配置します。
ただし、それだけではAIから推奨してもらえません。
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「その業界でおすすめのブランドは?」「おすすめの商品は?」といったプロンプトでAIから推奨されるには、外部から「この商品おすすめだよ」「このブランドいいよ」とお墨付きをもらわないといけません。外部施策では、周りからそのような「言及」をされるような施策を打ちます。
ブランディングと連動しないとエンティティ形成が難化する
つまりLLMOというのは「AIに正しく自社のことを理解してもらう」施策です。
そのため、最大の注意点は内部・外部の情報が一貫していないと、エンティティ形成ができず、AIが自信をもってブランドを推奨してくれないことです。
エンティティとは簡単にいえば「名前と概念が結びついている状態」です。
エンティティが確立されていないと、そのブランドや情報が「信頼できるか、専門性が高いか」といった判断ができません。

LLMOはブランディングと連動させたほうが良いというのは、これが理由です。
「会社がAIにどのような存在だと認識されたいか」。この軸を定めていないと、いくらコンテンツを発信しても意味がありません。
もっといえば何がその企業の強みで、どのようなスタンスで、どのような人がターゲットなのかといった部分を社内で共通認識を取ることが実はかなり重要です。
大手企業の場合は、広報とマーケティングの部署が分かれていることが多いですが、ここが連携を取れていないと、行なう施策が返ってノイズとして作用してしまうリスクがあります。
LLMOをするなら社内で訴求管理をするのがおすすめ
とはいえ、部署またぎの連携や、すぐすぐの大規模ブランディング戦略というのは、現実的ではないと思います。その際は、以下のような商品・サービスの訴求軸を表組などでまとめて管理するシートを使うのもよいかもしれません。
商品 | 訴求軸 | キーメッセージ |
|---|---|---|
サービスA | 質 | 最新機能導入/アフターサービス |
サービスB | スピード | 最短1週間で完了/スピード重視 |
サービスC | 価格 | 導入費用無料/お手頃価格 |
ポイントは完全一致の紹介テキストにせず、キーワード(キーメッセージ)単位にすることで、各施策に最適な文体にしながらも、軸がブレにくいという点です。
特に外部の代理店などにコンテンツ制作を依頼している場合は、用意しておくと安心です。上記は簡易版ですが、企業よってはアップセル・クロスセル、商品詳細など項目をある程度細かい粒度で管理しておくとコンテンツ制作の際に楽になります。また、よくあるのは「サービスページ・LPに書いてあるAとBの商品の説明の違いが分からない」というケース。これもハルシネーションのリスクを高めるので、類似商品が多い場合もそれぞれの商品の強みが伝わるようなキーメッセージを設定しておくのがおすすめです!
株式会社ファン・マーケティングではLLMO対策をはじめ、LP制作、サイト制作の支援も多数ございます!
「AI対策、何から手を付ければいいか分からない…」という企業様はぜひお気軽にご相談ください。